Macを外付けHDDにバックアップする3つの方法【2024】
こちらの記事では、Macを外付けハードディスクにバックアップする方法を詳しくご紹介します。このまま読み進めて、どのようにすれば良いのか、その方法を学んでいきましょう。
日々の生活の中で、ウイルス、ハードウェアの損傷、Macのクラッシュなどが原因で、Macがデータを失うという事態が起こることがあります。データの損失という最悪な事態に備えるためにも、セキュリティ上の理由から、大切なデータの一部を外付けハードディスクにバックアップしておくことをお勧めします。
また、Macのデータ容量は限られているため、多くのファイルが山積みになった場合、Macの多くのスペースを占めてしまいます。これは、お使いのMacの速度を低下させてしまう可能性があります。そのような状況を避けるために事前に対策を取りましょう。
では、どのようにMacを外付けハードディスクにバックアップすれば良いのでしょうか。こちらの記事では、効果的なバックアップ方法を3つ、詳しくご紹介します。このまま読み続け、より多くの有益な情報を得ましょう。
Macを外付けHDDにバックアップする前にすべきこと
時間の経過とともに、Macには多くのソフトウェア、ファイル、画像などが蓄積されることがあります。その中には実際に役に立たないものもあり、これらの役に立たないソフトウェア、ファイルなどは、バックアッププロセスを遅らせる可能性があります。何よりも、お使いのMacのディスクスペースを無駄に占めてしまいます。
なので、バックアップ作業をする前に不要なファイルやソフトを消去する必要があります。手動で行うことも可能ですが、手間がかかることもあります。このような場合、サードパーティー製のMacクリーニングソフトを使用すると、時間を大幅に節約することができます。
ここでは、最高のMacクリーナーソフトの1つであるBuhoCleaner をお勧めしたいと思います。こちらは、専門的で、且つ非常に効果的なツールです。。これを使えば、わずか数ステップで不要なソフトウェアのアンインストール、重複ファイルの削除、大きなファイルの削除などの作業を行うことができます。
不要なソフトウェアやドキュメントをクリーンアップしたら、Macのバックアップを開始します。
Macを外付けHDDに手動でバックアップする方法
バックアップをするファイルの数が少ない場合、手動でバックアップするのも良いかもしれません。手動でバックアップしても、データが失われることはありません。
ここでは、Macを外付けハードディスクに手動でバックアップする方法を紹介します。
- 外付けハードドライブをMacに接続する。
- Finderを開き、左メニューで外付けハードディスクを探し、クリックする。
- バックアップしたいファイルを探し、それらのファイルをコピーする(Command+C)。次に、ファイルを外付けハードディスクに貼り付ける(Command+V)。
複数のファイルを一度にコピーするには、まず1つのファイルをクリックして、「Command」キーを押しながら、選択したい他のファイルを1つずつクリックします。
実は、ファイルを定期的に更新し続ける場合、手動でバックアップする方法は不便です。理由は、ドキュメントを更新するたびにもう一度バックアップする必要があるからです。
そこで、自動で完全なバックアップを取りたい場合は、Time MachineでMacをバックアップすると良いです。その方法の紹介します。
Time MachineでMacを外付けHDDにバックアップする方法
バックアップをするファイルが複数ある場合や、全てのファイルをバックアップしたい場合は、Time Machineを利用する方法が便利で時間も短縮できます。Time Machineは、アプリ、音楽、写真、メール、ドキュメントなどの個人データを自動的に一括でバックアップできるので、面倒なプロセスがありません。
Time Machineはバックアップに便利なツールですが、1つ問題があります。それは最初のバックアップに時間がかかることです。そこで、Time Machineでバックアップする前に、上記で紹介したように不要なファイルを消去しておくと、バックアップの時間を大幅に短縮することができます。
パート1:外付けハードディスクを消去・フォーマットする
バックアップする前に、外付けハードディスクが空の状態で、正しいフォーマットになっているかどうか確認する必要があります。そうでない場合は、まずディスクユーティリティを使用してディスクデータを消去し、フォーマットを変更する必要があります。
バックアップ処理中に以下のような問題が発生することがあります。
Time Machineが外付けハードディスクを消去するように要求してくる。
外付けハードディスクにデータがある場合、Time Machineはバックアップをする前にハードディスクを消去するように指示してきます。その際に、外付けハードディスクにあるすべてのデータが消去されます。データの損失を防ぐために、まずはハードドライブ上の重要なファイルをバックアップすることをお勧めします。
このような場合、ディスクデータを手動で消去することができます。または、Time Machineからデータ消去の指示が来るのを待ち、「消去」をクリックするだけでも大丈夫です。
外付けハードディスクがNTFSフォーマットで、Time Machineがバックアップ用として認識してくれない。
外付けハードディスクがNTFS形式の場合、Time Machineを使用してバックアップする前に、ディスクユーティリティを使用して外付けハードディスクをAPFSなどの一致した形式に変換する必要があります。
ここでは、ディスクユーティリティを使って外付けハードディスクを消去し、フォーマットを変換する方法を紹介します。
- 外付けハードディスクをMacに接続する。
- 「Spotlight」または「Finder」でディスクユーティリティを開き、外付けハードディスクを見つける。
- ップナビゲーションの右側にある「消去」をクリックする。
- 正しいフォーマットを選択し、「消去」をクリックする。
- 消去処理が完了するのを待つ。
パート2:Time Machineを使ってMacをバックアップする
外付けハードディスクを消去、またはフォーマットした後、すぐにTime Machineを使い、Macを外付けハードディスクにバックアップすることができます(バックアッププロセス中、外付けハードドライブが常にMacに接続されていることを確認してください)。
こちらがバックアップの手順となります。
- 「システム設定⇒一般⇒Time Machine」の順で開く。
- 「バックアップディスクの追加⇒ディスクのセットアップ」をクリックする。
- バックアップ処理が完了するのを待つ(外付けハードディスクにデータがある場合、Time Machineから消去するように指示される。この場合、消去してからバックアップ処理が完了するのを待つ)。
バックアッププロセスは、macOSのバージョンによって異なる場合があります。Time Machineのインターフェイスが下の写真のような場合、以下の操作を行うことでMacをバックアップすることも可能です。
以下の手順に従い、クリックをしてください
システム環境設定⇒Time Machine⇒ディスクを選択⇒外付けハードディスクの名前をクリック⇒ディスクを使用⇒外付けハードディスクにデータがある場合は「消去」をクリック⇒メニューバーの「Time Machineを表示する」をチェックする⇒Macメニュー上部のTime Machineアイコン⇒「今すぐバックアップ」
別のボリュームからボリュームを復元する方法
上記で紹介した2つの方法の他に、Macを外付けハードドライブにバックアップする方法があります。しかし、この方法は少し複雑かもしれません。そして、2つのボリュームを持っているユーザーにより適しています。この場合、別のボリュームからボリュームを復元することができます。
最後に
こちらの記事では、Macを外付けハードドライブにバックアップするのに最も実用的な方法を2つ紹介しました。また、もう一つ他の複雑な方法についても簡単に触れています。これらの方法はファイルの数や実際の状況によって異なります。
Time Machineを使わずにMacをバックアップする方法など、もっと詳しく知りたい場合は、こちらをクリックしてください。
この記事で学んだことを実践し、Macを外付けハードドライブにバックアップできることを願っています。さあ、今すぐMacをバックアップしましょう。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。