MacでiCloudを同期させないか?iCloudとの同期を解除する方法
iCloudの容量不足や同期の悩み
Macを使っていると、iCloudが自動的に同期を開始し、知らないうちに無料プランの容量がいっぱいになってしまうことがあります。また、同期中にMacが発熱したり、ストレージが圧迫されることもあります。さらに、重要な写真やファイルが誤って削除されるのを恐れて、同期をオフにするのをためらう方も多いでしょう。
MacとiCloudの同期とは
iCloudは、Appleが提供するクラウドストレージサービスで、写真、書類、デスクトップフォルダなどを自動的に同期し、すべてのAppleデバイスで同じデータを共有できるようにします。しかし、これにより以下のような問題が発生することがあります:
iCloudの容量不足: 無料プランでは5GBしか利用できないため、すぐに容量が足りなくなる。
Macのストレージ圧迫: 同期されたデータがMac本体のストレージを占有する。
データの誤削除: iCloudから削除したデータが他のデバイスからも消えてしまう。
MacでiCloudの「デスクトップフォルダと書類フォルダ」の同期を解除する方法
「デスクトップフォルダと書類フォルダ」の同期とは
「デスクトップフォルダと書類フォルダ」の同期を有効にすると、「デスクトップ」フォルダと「書類」フォルダがiCloud Drive に保存されます。すべてのデバイスから Mac 上のファイルにアクセスできるようになります。それに、他のデバイスで書類を作成したり編集したりすることができ、すべてが自動的にアップデートされます。
iCloudの「デスクトップフォルダと書類フォルダ」の同期を解除する手順
ステップ1. Macの「システム設定」→「Apple Accept」→「iCloud」を選択します。macOS Sonoma 以前では、「Apple ID」をクリックします。ステップ2. 「iCloudに保存済み」で「Drive」をクリックします。表示されない場合は、「すべて見る」ボタンをクリックして、「iCloud Drive」を選択します。macOS Sonoma 以前では、「iCloud を使用するアプリ」で「iCloud Drive」をクリックします。ステップ3. 「"デスクトップ" フォルダと "書類" フォルダ」をオフにします。続けると、このMacのデスクトップと書類フォルダの項目が削除されますが、「iCloud Drive」に残ります。ご注意ください。「オフにする」ボタンをクリックします。筆者は、「"デスクトップ" フォルダと "書類" フォルダ」をオフにすると、 Macデスクトップのファイルがすぐに消えてしまいました。FinderではiCloudから"デスクトップ" フォルダと "書類" フォルダのファイルを探すことができます。
iCloud Driveから"デスクトップ" フォルダと "書類" フォルダをローカルに移動することもできます。MacでiCloudの写真の同期を解除する方法
MacとiCloudの写真の同期とは
MacでiCloudの写真の同期をオンにすると、iCloudに保存される写真はすべて「写真」アプリに表示されます。同じアカウントにサインインしているすべてのデバイスやiCloud.comからこれらの写真にアクセスできます。
MacでiCloudの写真の同期を解除する手順
他のデバイスで写真を同期したくない、iCloudストレージの容量を解放したいなら、MacでiCloudの写真の同期を解除してください。
MacだけでiCloud 写真をオフにする手順
以下の操作は、MacだけでiCloud 写真をオフにする手順です。他のデバイスでiCloud写真を続けて使用できます。
ステップ1. Macの「システム設定」→「Apple Accept」→「iCloud」を選択します。
ステップ2. 「iCloudに保存済み」で「写真」をクリックします。表示されない場合は、「すべて見る」ボタンをクリックして、「写真」をクリックします。
ステップ3. 「この Mac を同期」の選択を解除して、iCloud 写真をオフにします。iCloud とすべてのデバイスで iCloud 写真をオフにする手順
iCloud とすべてのデバイスで iCloud 写真をオフにすると、写真とビデオが30日後にiCloudから削除され、復元できなくなります。ご注意ください。30日以内にiCloudから写真とビデオをダウンロードすることができます。
ステップ1. 「システム設定」 >「Apple Account」 >「iCloud」をクリックします。
ステップ2. 「管理」をクリックします。ステップ3. 「iCloud 写真」を選択します。ステップ4. 「オフにして、 iCloud から削除」をクリックします。macOS Sonoma 以前では、「オフにして削除」をクリックします。警告メッセージが出て、確認して「オフにして削除」ボタンをクリックします。もし、後悔したら、30日以内に「iCloud 写真を復元」をクリックすると、iCloud写真が削除されません。他のアプリやデータをiCloudと同期させない方法
ステップ1. 「システム設定」 >「Apple Account」 >「iCloud」の順にクリックして、iCloud管理画面に進みます。
ステップ2. 「すべてを見る」をクリックします。
ステップ3. リストから、「iCloud Drive」、「メモ」、「iCloudメール」などを選択して、「このMacを同期」をオフにします。
iCloudの容量不足を解消する方法
不要なデータを削除する
写真、動画、メール、メッセージなど、使わないデータを削除します。特に重複した写真や動画、大きいファイルを検索して削除すると、iCloudの容量不足を解消できるかもしれません。
iCloud+にアップグレードする
容量不足が頻繁に発生する場合、有料プランへのアップグレードを検討してください。
写真やビデオなどをMacに保存する
もう一つの方法は、写真や動画などのファイルをMacパソコンに保存して、iCloudの容量を節約することですiCloudの写真やビデオをMacに保存する前に、まずはMacのストレージ容量を増やしましょう。
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ステップ1. BuhoCleanerを起動して、クイックスキャンを開始します。
ステップ2. 不要なジャンクファイルを選択して、削除ボタンをクリックします。iCloudの写真やビデオをMacに保存する手順
ステップ1. Mac では、写真アプリを開きます。
ステップ2. 保存したい写真やビデオを選択します。
ステップ3. 「ファイル」>「書き出す」の順に選択します。iCloud同期についてのよくある質問
Q: iCloud Driveをオフにするとどうなる?
A: iCloud Driveをオフにすると、Mac上に「iCloud Drive(アーカイブ)」フォルダが作成され、データがローカルに保存されます。
Q: iCloudをオフにしたらデータはどうなる?
A: ローカルフォルダにデータが保存されますが、事前にバックアップを取ることをお勧めします。
iCloudの同期を管理することで、Macのストレージを効率的に活用し、データの安全性を確保できます。この記事を参考に、適切な設定を行ってください。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。