macOS Sonoma ISOファイルをダウンロード&作成する方法【完全ガイド】
こちらの記事では、macOS Sonoma ISOファイルを無料でダウンロードできる方法と、自分自身でVMwareやVirtualBox用のmacOS Sonoma ISOファイルを作成する方法を解説します。
macOS Sonoma 14では、多くの新機能と改良を導入しています。それをWindows PCや他のMacコンピュータで体験したい場合は、macOS Sonoma ISOファイルが必要となります。
こちらの記事では、macOS Sonoma ISOファイルを無料でダウンロードできる場所に関する情報を提供し、自分自身でISOファイルを作成する方法を提供します。
始める前に(重要)
通常、ISOファイルのサイズは10GBを超えます。ダウンロードを開始する前に、Macに十分なストレージ容量を確保する必要があります。
「システム設定」>「一般」>「ストレージ」の順にクリックすると、Macの利用可能な領域を確認できます。
もし、お使いのMacの空き容量が足りない場合は、専門的なMacクリーニングツール「BuhoCleaner」を使用して、Macの空き容量をすぐに増やします。(筆者のMacは20GBのジャンクファイルを検出し、すべて不要なキャッシュファイルです。)
画像付きで解説は、「ストレージの空き容量を増やす10の方法」記事をお読みください。
無料でmacOS Sonoma ISOファイルをダウンロードする方法
手動でmacOS Sonoma ISOファイルを作成するには、かなり時間がかかります。幸いなことに、macOS Sonomaの ISOファイルをダウンロードできる無料のソースがあります。
何度も検索とテストを行った結果、無料で利用できるリソースの一部を以下にリストしました。ニーズに合ったものをダウンロードしてください。
macOS Sonoma ISO(techrechard提供|14.82 GB)
Internet Archive の macOS Sonoma インストーラー (Internet Archive提供|15.6 GB)
Internet Archive の Sonoma.iso(Internet Archive提供|16 GB)
VMware/VirtualBox用のmacOS Sonoma ISOファイルを作成する方法
お望みのmacOS Sonoma ISOファイルが見つからないでしょうか。ご心配なく。次に、VMwareやVirtualBoxなどの仮想マシン・ソフトウェア用のISOファイルを作成する方法を順を追って解説します。
手順1. macOS Sonomaフルインストーラをダウンロードする
macOS Sonoma ISOファイルを作成するには、まずフルインストーラを準備する必要があります。macOS Sonomaのインストール・パッケージはApp Storeからダウンロードできますが、Macを最新のmacOS Sonomaにアップグレードするのを避けるために、以下のリンクからダウンロードすることをお勧めします。
ダウンロードが完了すると、ダウンロードフォルダに「.pkg ファイル」が現れます。「.pkgファイル」を実行し、アプリケーションフォルダに「Install macOS Sonoma」という名前のアプリケーションを入手しましょう。
手順2. ターミナルを使ってmacOS Sonoma ISOファイルを作成する
macOS Sonomaフルインストーラーを手に入れたところで、ターミナルを使ってmacOS Sonoma ISOファイルを作成する方法を学びましょう。
- Spotlight 経由で ターミナルを開きます。
- 以下のコマンドをターミナルに貼り付け、Enterを押します。
hdiutil create -o /tmp/Sonoma -size 16384m -volname Sonoma -layout SPUD -fs HFS+J
※このコマンドはMac上に空のディスクを作成します。
- ディスクが作成されたら、ターミナルウインドウで以下のコマンドを実行します。
ターミナルで以下のコマンドを実行し、管理者パスワードを入力します。
sudo /Applications/Install\ macOS\ Sonoma.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/Sonoma --nointeraction
※このコマンドは「インストールメディア」を作成します。macOS Sonomaインストーラーの名前が「Install macOS Sonoma.app」でない場合は、実際の名前に置き換えてください。また、スペース文字を避けるためにバックスラッシュ(\\)の使用を忘れないようにしましょう。
引き続き以下のコマンドを実行します。
hdiutil eject -force /Volumes/Install\ macOS\ Sonoma
※このコマンドは「ディスクイメージ」をアンマウントします。
以下のコマンドを実行します。
hdiutil convert /tmp/Sonoma.dmg -format UDTO -o ~/Desktop/Sonoma
※このコマンドは CDR ファイルを作成します。
- 引き続き以下のコマンドを実行します。
mv -v ~/Desktop/Sonoma.cdr ~/Desktop/Sonoma.iso
※このコマンドは CDR ファイルを ISO フォーマットに変換します。
最後に、「rmコマンド」を実行してファイルをクリーンアップします。
rm -fv /tmp/Sonoma.dmg
すべての作業が完了すると、デスクトップに「Sonoma.iso」というファイルが作成されます。このファイルを使ってmacOSをクリーンインストールしたり、Macをアップグレードしたり、VMwareやVirtualBoxを使ってWindows PC上でmacOS Sonomaを実行したりすることができます。
macOSを指定バージョンにアップデート
Sequoia
Sonoma
Ventura
Monterey
Big Sur
Catalina
Mojave
High Sierra
DMG/ISO
<最後に>
VMwareやVirtualBoxのような仮想マシンツール用macOS Sonoma ISOファイルのダウンロード、および作成に成功することができたでしょうか。
macOS Sonoma ISOファイルをダウンロードするにしても、作成するにしても、事前にMacのストレージ容量を確保しておく必要があります。BuhoCleanerはそのための便利なツールです。ぜひ一度お試しください。
10年以上に渡ってWebサイト制作やMac / iOS向けのアプリケーションを開発してきた経験を持ち、その経験を活かしてiPhoneおよびMacに関する設定方法やトラブルシューティング、活用事例などの様々な記事を執筆。一般ユーザーにも分かりやすい言葉で書かれたそれらの記事は、多くの読者から好評を得ており、その読者数は現在では数百万人に達する。