Mac/MacBookの画面が真っ暗?起動しない?【対処法】
こちらの記事では、Macの画面が真っ黒になる問題、特にmacOS Sequoia/Sonomaアップデート後に考えられる原因と対処法について紹介します。詳細はこちらをお読みください。
Macの画面が真っ暗になる問題に何度も直面してしまうのは一般的なことです。
ご安心ください。Macの画面が真っ黒になったり、起動しなくなる問題を修正するのに役立つ情報がこの記事の中にあります。また、その問題が起こるのを避けるために何をすべきかも記事の中に書かれています。
なぜMacの画面が真っ黒になるのか?
Macの画面が真っ暗になる、起動しなくなる問題について、一般的に考えられる理由を以下にまとめました。お使いのMacが同じ状況かどうかを確認してみましょう。
- クラッシュするアプリの問題
- 電源の問題
- Macの容量不足
- macOS Sonomaのアップデート問題
- macOS Sequoiaのアップデート問題
- 起動ディスクの破損
- ハードウェアの問題
- ディスプレイの問題
Mac画面が真っ黒になる、起動しない問題の解決方法
修理店へ行く前に、自宅で試してみる価値のある方法がいくつかあります。
その方法を8つ紹介します。それでは、読み進めてください。
MacBookの電源を確認する
MacBookの起動、ブート、または作業をするための十分な電力がないと、MacBookの電源は入りません。MacBookの電源が切れていると、画面は真っ黒な状態のままとなります。
まずはMacBookの電源を確認し、充電ケーブルの抜き差しをして、この問題の原因が充電器にあるかどうかを確認しましょう。
Macを再起動する
Macの画面が真っ暗になる問題は、システムエラーやアップデートのバグが原因で発生することもあります。
通常の再起動が上手くいかない場合は、「電源」ボタンを押して「Macを強制再起動」してください。
周辺機器の接続を解除する
周辺機器がMacのディスプレイ効果に影響を与えることがあります。特に外部ディスプレイを使用している場合は注意が必要です。M1 Macでは、外部モニタを使用すると真っ暗な画面が表示されることがよくあります。このような場合は、外部モニタを使用しないことをおすすめします。
周辺機器の接続を外し、MacBookが正常に戻るかどうかを確認してください。
PRAMまたはNVRAMをリセットする
PRAMをリセットすると、IntelベースのMacでは、通常通りに動作しないNVRAMに保存された設定を修正することができます。
ここでは、IntelベースのMacのPRAMをリセットする方法を説明します。
- Macをシャットダウンします。
- Macの電源を入れ、すぐに「Option+Command+P+R」を押し続けます。
- 約20秒後にキーを離します。
- 必要に応じて、リセットされたシステム設定を調整します。
First Aidの実行
ディスクのパーミッションが壊れていることも、Mac/MacBookの画面が真っ暗になる原因となります。起動ディスクを修復するには、macOSのリカバリーからFirst Aidを実行します。First Aidを実行する前に、まず重要なデータをバックアップしておきましょう。
以下は、リカバリーからFirst Aidを実行する方法です。
- macOS リカバリーから Mac を起動します。
- macOSリカバリーのオプションが表示されたら、「ディスクユーティリティ」をクリックし、「続ける」をクリックします。
- 「表示」アイコンをクリックし、出てきた項目の「すべてのデバイスを表示」にチェックを入れます。
- 修復したいディスクを選択し、修復するディスクの最後のボリュームを選択します。
- 「First Aid」をクリックし、画面の指示に従ってください。
セーフモードで起動する
Macをセーフモードで起動することは、Macの画面が真っ暗になる原因が起動項目によるものかを確認するのに役立ちます。
また、Macのセーフモードはアプリの干渉を最小限に留めます。
キーの組み合わせを試す
もう一つ、試してみる価値のある方法があります。多くのMacユーザーの方々が、MacBookキーの組み合わせがMacBookの画面が真っ暗になる問題から抜け出すことに役立ったと報告しています。
その方法を以下で紹介します。
電源ボタンを1回押すスリープホットキー「S」を押す「電源」ボタンを押したまま強制シャットダウンを行う15秒待ってからボタンを押すと、再起動する。
macOSの再インストール
上記の方法を試しても解決しない場合は、macOSを再インストールするか(個人データは削除されません)、MacOSをクリーンインストール(すべてのデータが消去されます)する必要があるかもしれません。
ここでは、macOSを再インストールする方法を説明します。
Step 1Macをシャットダウンします。
Step 2macOSリカバリーから起動します。
<Appleシリコンを搭載したMacの場合>
- Macの電源ボタンを長押しします。
- 起動オプションが表示されたら、電源ボタンを離します。
- 「オプション」をクリックし、「続ける」のボタンをクリックします。
- パスワードを知っているユーザーを選択することを尋ねられたら、ユーザーを選択します。
- 「次へ」をクリックし、ユーザーの管理者パスワードを入力します。
<IntelベースのMacの場合>
- 電源ボタンを押して放し、Mac の電源を入れます。
- 電源ボタンを離した直後に、以下のキーの組み合わせを長押しします:
- 「Command+R」:macOSリカバリーが最近インストールされたmacOSの最新バージョンを提供します。
- 「Option+Command+R」:macOSリカバリーが、お使いのMacと互換性のある最新のmacOSを提供する場合があります。
- 「Shift+Option+Command+R」:macOSが、お使いのMacに付属のmacOS、または最も近いバージョンを提供する場合があります。
- Appleロゴまたは回転する地球儀が表示されるまで、キーを押し続けます。
- 画面右上のWi-Fiメニューを使い、Wi-Fiネットワークを選択します。
- パスワードを知っているユーザーを選択するよう求められた場合は、ユーザーを選択します。
- 「次へ」をクリックし、ユーザーの管理者パスワードを入力します。
Step 3macOSリカバリーからmacOSを再インストールする。。
- macOSの再インストールをクリックし、「続ける」を押します。
- 画面の指示に従ってください。
- セットアップアシスタントの手順に従ってください。
上記の方法以外にも、輝度設定の調整、Macの電源サイクルの実行、ディスプレイ修復ディスクの終了と再開、リカバリモードのディスクユーティリティで「FileVault」を無効にするなどの方法で、Mac/MacBookの画面が真っ暗になる問題が解決される場合があります。
最後にn
こちらの記事では、Mac/MacBookの画面が真っ暗になる問題を解決する8つの方法を紹介しました。
これらの方法を使って、Mac/MacBookを復活させましょう。
また、Macに十分な空き容量がない場合、「MacBookのブラックスクリーンオブデス」や「MacBookがフリーズする」などの原因にもなります。Macの空き容量を十分に確保するには、Macのクリーニングアシスタントが必要になるかもしれません。BuhoCleanerがまさしくそのツールとして最適です。余計な手間をかけずに効率良く「ジャンクファイル」、「大容量ファイル」、「重複ファイル」などを数分で削除することができます。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。