【2025年最新版】MacBookのメモリ選び完全ガイド|8GB・16GB・32GBどれが最適?
MacBookを買いたいけど、メモリは8GBで十分?それとも16GB以上が必要?と悩んでいる方は多いはずです。Appleはメモリ(RAM)をストレージと一体化しているため、購入後にメモリを増設することは基本的にできません。8GBで後悔したくないけど、必要以上にスペックを上げて無駄な出費をする恐れがあります。そのため、最初に選ぶメモリ容量がとても重要になります。本記事では、MacBookのメモリの選び方を解説します。さらに、メモリの使用状況を確認する方法や、メモリの負荷を軽減するコツも紹介します。
Part 1. メモリとは?
MacBookのメモリ(RAM)は、パソコンの処理速度や動作のスムーズさを決める重要なパーツです。メモリが大きいほど、同時に多くのアプリをスムーズに動作させることができます。
現在、MacBookには以下のメモリ容量のモデルがあります。
MacBook Airのメモリー容量
MacBook Air | メモリ容量 |
---|---|
M1 | 8GB 16GB |
M2 | 8GB(15 インチ) 16GB 24GB |
M3 | 16GB 24GB |
M4 | 16GB 24GB 32GB |
AppleはM3チップ以降、MacBook Airの最小メモリを16GBに引き上げました。つまり、新しいMacBook Airを購入する場合、最低でも16GBのメモリが必要になります。16GBのメモリ容量は大部分の作業に適しています。
MacBook Proのメモリー容量
MacBook Pro | メモリ容量 |
---|---|
M1 | 8GB 16GB |
M1 Pro/Max | 16GB 32GB(M1 Max) |
M2 | 8GB 16GB 24GB |
M2 Pro/Max | 16GB 32GB 64GB(M2 Max) 96GB(38コアGPU搭載M2 Max) |
M3 | 8GB 16GB 24GB |
M3 Pro/Max | 18GB 36GB(M3 Pro、または14コアCPU搭載M3 Max) 48GB(16コアCPU搭載M3 Max) 64GB(16コアCPU搭載M3 Max) 96GB(14コアCPU搭載M3 Max) 128GB(16コアCPU搭載M3 Max) |
M4 | 16GB 24GB 32GB |
M4 Pro/Max | 24GB 36GB(14コアCPU搭載M4 Max) 48GB(M4 Pro、16コアCPU搭載M4 Max) 64GB(16コアCPU搭載M4 Max) 128GB(16コアCPU搭載M4 Max) |
Part 2. メモリ容量が異なるとどう影響する?
MacBookのメモリ容量によって、使用できる用途やパフォーマンスに大きな違いが出ます。メモリの容量が多ければ、多くの処理をすぐに行うことができます。その逆、メモリ容量が足りなくなってしまうと、Macの動作が遅く、固まってしまうことが発生します。
とりあえず、自分の使用目的に合ったメモリ容量を選ぶことが、MacBookのパフォーマンスとユーザー体験を大きく向上させます。特に、複雑な作業や負荷の大きいアプリを使用する場合は、適切なメモリ容量を確保することが重要です。
Part 3. MacBookのメモリ選び:どの容量が最適?
メモリの役割と影響を理解したうえで、用途に応じた適切なメモリ容量を選ぶことが重要です。以下に、使用シーン別のおすすめメモリ容量を紹介します。ただし、ほとんどのユーザーにとっては16GBでも十分すぎる性能なので、無駄な出費にならないよう慎重に判断しましょう。
8GB:基本的な用途向け
- 学生がレポート作成やネットサーフィン、動画視聴をする
- 家庭用のサブPCとして、メールや簡単な作業に使用
16GB:一般ユーザー・軽めのクリエイティブ作業向け
- Macの使用頻度が高い
- Adobe Photoshopや軽い動画編集をたまに行う
- AIツールを試したいが、専門的な用途ではない
32GB/64GB以上:プロフェッショナル向け
- 動画編集・アニメーション制作・3Dモデリングなどを本格的に行う
- Final Cut ProやAfter Effectsで長時間レンダリングをする
- 大量のアプリを同時に開いて作業する
- 予算が許せば64GB以上を選ぶと、作業効率が向上
128GB以上:8K動画編集・プロ向けクリエイティブ作業
現在のMacでは最大512GBのユニファイドメモリが搭載可能ですが、128GB以上が必要なケースは非常に限られています。
- Final Cut Proで高解像度の長時間動画を編集・レンダリング
- 3Dモデリング・VFX(視覚効果)・機械学習・データ解析など、超高負荷の作業
- 仮想マシンを複数立ち上げて、同時に動かす
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Part 4:MacBookのメモリ使用量を確認・最適化する方法
メモリ使用状況の確認方法
- ステップ1. Macでアクティビティモニタアプリを開きます。
- ステップ2. 「メモリ」パネルを選択します。
- ステップ3. これで、お使いのMacBookのメモリ使用量を確認することができます。
メモリ使用量を減らす方法
不注意にChromeやSlack、ブラウザのタブなどの大きなプロセスを動作しています。MacBookのメモリ容量を圧迫して、動作の速度も遅くなります。以下の解決方法を試すと、メモリ使用量を減らすことができます。
- 特にChromeやSlackはメモリを大量に消費
- 使用していないアプリケーションを終了する
- ブラウザのタブを閉じる
- メモリを多く使用するアプリを軽量な代替アプリに置き換える
- Macの起動時に自動的に起動するアプリを減らす
上記の手順を試しても、お使いのMacの動画が遅いと思う場合は、専門のMacクリーナーツールBuhoCleanerをおすすめします。Macのタスクメニューバーからメモリの使用状況をいつも監視できます。それに、1クリックだけでメモリを解放することができます。
それに、BuhoCleanerは、不要なファイルやアプリの完全削除、蓄積されたキャッシュのクリア、機密データの徹底的な消去、起動項目の制御など、多機能を備えており、Macのクリーニングが簡単にできます。さて、今すぐBuhoCleanerをダウンロードして無料体験しましょう。
よくある質問(FAQ)
MacBook Proのメモリは増やせますか?
最新のMacBook Proでは、メモリの増設はできません。これは、メモリが基板に統合されているためです。古いモデルには、RAMスロットがあると、増設可能となります。
MacBookのメモリとストレージの違いは何ですか?
メモリ(RAM)は、MacBookが作業をしている間に使用する「一時的な作業スペース」です。実行中のアプリケーションやプロセス、システムが短期間に使用するデータを保存します。
ストレージ(SSD)は、MacBookの「長期保存領域」として、オペレーティングシステム、アプリケーション、ファイルなどを保存するための場所です。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。