【 Sequoia/Sonoma対応】Macでログイン項目/起動サービスを削除する方法

Macには、ログイン時に自動的に起動するアプリケーションやシステムサービスが多くあると、システムの起動速度が遅くなる可能性があります。これは、Macの起動プロセスに影響を与える要因の一つです。余分なログイン項目を削除することで、Macの起動速度を向上させることができます。なので、今回はMacでログイン項目を削除する方法と削除できない場合の対処法についてご紹介します。

筆者のMacの情報：

• MacBook Pro 14 インチ 2023
• Apple M3
• macOS Sonoma 14.2 （もうすぐ最新のバージョンにアップデートする予定だ）

Macのログイン項目とは？

ログイン項目とは、Mac/MacBookを起動する際、自動的に開くアプリケーションとサービスのことです。これらのアプリやサービスが多くあると、Macの起動速度が遅くなります。ここでは、起動サービスを無効にしたり、ログイン項目を削除したりしてMacの起動に関する問題を解決します。

1. 1-Clickで起動サービスを停止する方法

普通の方法ではMac/MacBookを起動する際にアプリケーションを無効にすることができます。しかし、Macにソフトウェアをインストールすると、そのソフトウェアに関連するサービスや補助プログラムが同時にインストールされます。これらのサービスを起動項目から削除したい場合は、BuhoCleanerのようなアプリをおすすめします。BuhoCleanerアプリはApple 公認で、1-Clickで起動サービスを停止したり、ログイン項目を削除したりすることができます。

Step 1. MacでBuhoCleanerを無料でダウンロードし、開きます。

Step 2. 「起動項目」タブに移動してスキャンします。

Step 3. ログイン項目または起動サービスをクリックします。

2.システム設定でログイン項目を無効にする

Macのログイン項目の削除は、システム設定でも手作業で設定することができます。次は Macのデフォルト機能でログイン時に開くアプリを減らす方法をご紹介します。

Step 1. 「システム設定」を開きます。

Step 2. 「一般」 > 「ログイン項目と機能拡張」に進みます。Sonomaの場合は、「一般」から「ログイン項目」に入ります。

Step 3. アプリを選択し、下の「-」記号をクリックします。

Macの起動時に、自動的に立ち上がりたいアイテムを追加したい場合は、“+”アイコン を押してアプリを選択します。

3.Dockからログイン項目を管理する

もう一つの方法はDockからログイン項目を設定することもできます。

Step 1. 対象のアプリを選択します。 Step 2. 右クリックします。トラックパッドの場合は、同時にタップすると右クリックできます。 Step 3. 「オプション」をクリックし、「ログイン時に開く」の選択を解除します。

4.ライブラリフォルダのログイン項目を変更する方法

Mac内のStartUpItems、LaunchDaemons、LaunchAgentsなどのフォルダから、起動項目も削除することもできます。

ご注意：これらのフォルダには重要なシステム項目が含まれているので、間違って削除すると 、お使いの Macが起動しない・使えないかもしれません。ご慎重にしてください。

Step 1. Finderを起動し、上部メニューバーの「移動」から「フォルダへ移動」をクリックします。あるいはshift＋command＋Gキーを同時に押すと、ウィンドウも呼び出すことができます。

Step 2.以下の内容を入力して、enterキーを押します。

• /Library/StartUpItems：システムの起動中に実行されるプログラムです。

• /Library/LaunchDaemons：システムが起動し、ユーザーがログインしていないときに実行されます。

• /Library/LaunchAgents：ユーザーがログインした後に実行します。

  

Step 3. そこから不要な起動項目をゴミ箱に入れます。

最後に

Macでログイン項目を削除したい場合、または通常の方法で削除できない場合は、ぜひ本記事をご参考にしてください。手作業で行う方法と他のアプリを使う方法もあります。しかも、上記でご紹介したBuhoCleanerは Mac用のクリーナアプリです。 Mac内のジャンクファイル、キャッシュ、不要なアプリやプログラムなど完全に削除することができます。お使いのMacを最適化させます。それに、BuhoCleanerは無料で最大3GBのファイルを削除できますので、ぜひお試しください。