macOS Sequoia Betaをアンインストールする方法

お使いのMacをmacOS Sequoia ベータ版にアップデートしたのを後悔してはいないでしょうか。こちらの記事がその問題を解決してくれます。ここでは、macOS Sequoia ベータ版をアンインストールする前に必要な手順と、その詳細な方法をご紹介します。現在のベータ版を使い続けたい方も、以前のベータ版に戻したい方も、記事の内容を参考にしましょう。

では、さっそく始めましょう。

macOS Sequoia ベータ版をアンインストールする前にすべきこと

お使いのMacからmacOS Sequoia Beta版の削除を始める前に、データのバックアップを作成しておくことはとても大切です。Time Machine、iCloud、またはサードパーティー製のMacバックアップソフトウェアを使用して行いましょう。

どの方法を選ぶにしても、BuhoCleanerを使ってMacを徹底的にクリーニングすることをおすすめします。この便利なMacクリーナーを使えば、不要なファイルやアプリを素早く見つけて削除できるので、バックアップ作業にかかる時間が節約できます。

下のボタンをクリックして、Macのクリーニングを始めましょう。

• 私が試したときは、数秒で20GB以上の不要なファイルを見つけてくれました。

macOS Sequoia ベータ版をMacからを削除する方法

お使いのMacからmacOS Sequoia ベータ版を削除する最も簡単な方法は、お使いのデバイスをApple Beta Developer Programから登録解除することです。

そのためには必要な手順は以下の通りです。

1. Appleメニューをクリックし、「システム設定」を選択します。
2. 「一般 > ソフトウェアアップデート」をクリックします。
3. 「ベータアップデート」の横にあるボタンをクリックし、「オフ」を選択します。

• これをオフにしておくことでベータ版アップデートを受け取らなくなります。

  

4. macOSの次の正式リリースを待ち、ソフトウェアアップデートでMacをアップデートします。

macOS Sequoia Betaをアンインストールし、以前のmacOSを再インストールする方法

macOS Sequoia BetaをmacOS Sonoma、Ventura、またはそれ以前にダウングレードしたい場合は、Macをリカバリーモードにしましょう。

手順1. Macをリカバリーモードで起動する

1. Macをシャットダウンします。
2. Macをリカバリーモードで起動します。

• お使いのMacがApple Siliconを搭載している場合、「オプション」が表示されるまで電源ボタンを押し続け、「オプション > 続ける」をクリックします。

• お使いのMacがIntelベースの場合、電源ボタンを押したまま放し、すぐに「Command-R」キーの組み合わせを押し、Appleロゴが表示されたらボタンを放します。

手順2. macOS Sequoia Betaを削除する

Macをリカバリーモードにすると、「Time Machineから復元」、「macOS Sonomaを再インストール」、「Safari」、「ディスクユーティリティ」という4つのオプションが表示されます。ディスクユーティリティを使ってMacからmacOS Sequoia Betaをアンインストールします。

1. 「ディスクユーティリティ」を選択し、「続ける」をクリックします。

2. ディスクユーティリティのサイドバーで、macOS Sequoia betaがインストールされたドライブを選択します。

3. ツールバーの「消去」ボタンをクリックし、ボリュームを消去します（フォーマットは「APFSのまま）。

   

4. Macが再起動したら、画面の指示に従って復旧システムのユーティリティウインドウに戻ります。

手順3. macOSを再インストールする

1. macOSリカバリーウインドウから「macOS Sonomaを再インストール」を選択します。

   

2. 「Continue」をクリックし、画面の指示に従ってください。

3. 現在のmacOSボリュームを選択します。

4. インストールが完了するまで待ちます。

手順4. Time Machineバックアップから復元する（オプション）

別の方法として、「Time Machineバックアップから復元」オプションを選択し、macOS Sequoiaベータ版を古いバージョンにロールバックすることもできます。ただし、互換性のある古いmacOSでTime Machineバックアップを作成しておく必要があることに注意しましょう。

その方法は以下の通りです。

1. Time MachineバックアップのあるドライブをMacに接続します。
2. macOSの復元ウインドウから「Time Machineバックアップから復元」を選択します。
3. Time Machineバックアップディスクを選択し、「続ける」をクリックします。
4. 復元したいバックアップファイルを選択し、復元先ディスクを選択して「復元」をクリックします。復元が完了するのを待ちます。

macOS Sequoia BetaをmacOS Sonoma/Ventura/それ以前に戻す方法

古いバージョンのmacOSをインストールしたいがTime Machineのバックアップがない場合は、macOS用のブータブルインストーラを利用しましょう。

もしもブータブルUSBをお持ちでない場合は、 macOS Sonoma、Ventura、その他用のブータブルUSBを作成する方法をご参照ください。

ブータブルmacOS USBドライブの準備ができたら、以下の手順に従ってmacOSをインストールしましょう。

1. Macの電源を切ります。
2. ブータブルUSBドライブをMacに接続します。
3. 以下のいずれかを実行します。

• ＜Apple Silicon Macの場合＞

ブートオプションウインドウが表示されるまで、電源ボタンを押し続けます。

• ＜IntelベースのMacの場合＞

4. ブータブルインストーラを選択し、次に進みます。
5. 画面に表示されるインストール手順に従ってください。

＜最後に＞

こちらの記事を読み、macOS Sequoia Betaをアンインストールし、お好みのmacOSを再インストールする方法をご理解いただけたのであれば幸いです。最も安全な方法はベータ版のアップデートを無効にし、今秋のmacOS Sequoiaの正式リリースを待つことですが、ベータ版から以前のmacOSバージョンに戻したい場合は、Macをリカバリーモードにし、ディスクユーティリティで消去してからmacOSを再インストールするか、Time Machineバックアップからデータを復元しましょう。Time Machineのバックアップをお持ちでない方もご安心ください。ブータブルUSBインストーラーを使って、お望みのmacOSをインストールすることもできます。しかし、それはお使いのMacが対応している場合に限ります。

こちらの記事が問題解決のお役に立ったのであれば幸いです。