【Mac】Rancher Desktopのアンインストール方法とその詳細解説
Rancher Desktopは、開発者向け、コンテナ管理やKubernetesクラスタをローカル環境でテスト・実行できるオープンソースツールです。Docker Desktopに似た機能を持っており、アプリを開発する時に利用できます。
でも、時々、エラー、Macの容量不足、アプリを軽く使いたいなどのことで、Rancher Desktopをアンインストールする必要になることもあります。そこでここで、Rancher Desktopのアンインストールが必要になる場合、完全アンインストール方法、削除したらどうなるかなどを紹介していきます。
Rancher Desktopをアンインストールすべき場面
- 他のコンテナ管理ツールに移行する場合
Docker Desktopなどの他のツールに移行して、Rancher Desktopが不要となるため、アンインストールを検討することがあります。
- Kubernetesやコンテナを使用しなくなった場合
開発の方向性が変わり、Kubernetesやコンテナを使わなくなった場合、リソースを解放するため、Rancher Desktopのアンインストールすることもおすすめです。
- Rancher Desktopを軽く使用する場合
GUIとKubernetes環境が不要で、Rancher Desktopを軽く使用したい場合、Rancher Desktopをアンインストールする必要があり、アンインストールすることを検討します。
- システムリソースの消費を減らす
Rancher Desktopは、KubernetesクラスタやコンテナをMacのローカル環境で実行するため、一定のシステムリソース(CPU、メモリ)を消費します。システムが重く感じる場合や、他の作業のためにリソースを解放したい場合は、ソフトのアンインストールや関連ファイルの削除、キャッシュだけの消しが必要です。
MacからRancher Desktopの安全アンインストール方法
MacからRancher Desktopアプリ、関連ファイル、キャッシュなどを完全にアンインストールするには、手動ではなく、Mac専用クリーナーを利用して、削除することをおすすめします。
理由はこちら:
- 完全削除することが可能;
- ほかのファイルに影響を与えない;
- 複雑な操作もない;
次では、Mac専用クリーナー - BuhoCleanerを利用して、MacからRancher Desktopを削除する方法を紹介します。
ステップ1: BuhoCleanerをMacにインストールして開きます。
ステップ2: ホーム画面で「アンインストーラ」をクリックし、「スキャン」ボタンをクリックしてアプリのスキャンを始めます。
ステップ3: Rancher Desktopを選択して、画面の指示に従って、アプリと関連ファイルを完全にアンインストールしてみましょう。
MacからRancher Desktopのキャッシュ、一部のファイルだけを削除する方法
上述のMac専用クリーナーはキャッシュ、一部のファイルだけも削除できます。万が一の場面に備えていて、不具合も誤削除を避けたい場合、ぜひ利用しましょう。次では、手動で MacからRancher Desktopのキャッシュ、一部のファイルだけ削除する方法を紹介します。
ステップ1: Rancher Desktopを終了します。
ステップ2: 次のフォルダーにアクセスして、ファイルを削除します。
- キャッシュ:~/Library/Saved Application State
- サポートファイル:~/Library/Application Support/Rancher Desktop
- ほかの関連ファイル:~/Library/Preferences/com.rancherdesktop.plist
- Karabinerに関するファイル: ~/Library/Preferences/org.pqrs.Karabiner-Elements.Settings.plist /Applications/Karabiner-xx.app
ステップ3:ゴミ箱を空にします。
MacからRancher Desktopをアンインストールしたらどうなる
MacからRancher Desktopを完全アンインストールしたら、既存のイメージやコンテナがすべて削除されます。また、Docker Desktopによって作成された設定ファイルなどもすべて削除されます。ぜひご注意ください。
そして、Rancher Desktopをアンインストールすることに伴うトラブルも以下のように想定します。削除する際、できるだけMac専用クリーナーを利用しましょう。
- 手動で削除した場合、削除不十分のことは発生しやすい;
- 一部のファイルを削除した場合、コンテナのビルドに失敗したこともある;
- Rancher Desktopが落ちる、再起動エラーなどもある;
まとめ
Rancher Desktopは、コンテナ管理やKubernetesのローカルテスト環境を提供する便利なツールですが、状況によってはアンインストールが必要となることがあります。
この記事では、MacからRancher Desktopをアンインストールする方法や後で出てくる可能性のあるエラーも解説しました。ぜひご参考ください。
Macのスペシャリストであり、macOSやMac向けアプリケーションの使用方法やトラブルシューティングに精通。現在はその豊富な知識を活かして、Dr.Buhoのライターとして情報発信を行う。