MacのXcodeを完全にアンインストールする2つの方法

Xcodeは、Macデバイス用のアプリを開発するための強力なツールです。しかしながら、このプログラムの大きな欠点は、多くのディスクスペースを占めてしまうことです。もしお使いのMacがそのことで問題を抱えていたり、もう必要がないのであれば、Macからこのアプリを完全に削除するのが良いでしょう。

Xcodeを完全にアンインストールする方法をご存知ではないでしょうか。詳細な手順について、ぜひこちらをお読みください。

MacでXcodeを手動でアンインストールする方法

MacからXcodeを手動でアンインストールするのはリスクが高く、複雑です。それでもご自身でこの作業を行いたい場合は、以下の手順で行いましょう。

1. Xcodeを終了する。

2. 「Finder⇒アプリケーション」を開き、Xcodeを選択した後、ゴミ箱に移動する。

   

3. Finderの「移動」メニューをクリックし、「フォルダに移動」を選択する。

4. 以下のパスを1つずつ検索ボックスに貼り付け、Returnキーを押す。

   • ~/Library/Developer
   • ~/Library/Application Support/Xcode
   • ~/Library/Caches/com.apple.dt.Xcode
   • ~/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist
   • /Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist
   • /System/Library/Receipts/com.apple.pkg.XcodeExtensionSupport.bom
   • /System/Library/Receipts/com.apple.pkg.XcodeExtensionSupport.plist
   • /System/Library/Receipts/com.apple.pkg.XcodeSystemResources.bom
   • /System/Library/Receipts/com.apple.pkg.XcodeSystemResources.plist

5. 開いたファイルまたはフォルダをゴミ箱に移動する。
6. ゴミ箱を空にする。

7や8などの古いXcodeバージョンでは、異なるフォルダにファイルが残されています。それらをすべて削除するには、ターミナルを使用します。

ここでは、その方法を説明します。

1. FinderまたはSpotlight経由でターミナルを開く。
2. コマンドを実行する。 コマンドはこちら⇒sudo /Developer/Library/uninstall-devtools --mode=all
3. 管理者パスワードを入力する。
4. スクリプトの実行が終了するのを待ち、ターミナルを終了する。

MacでXcodeを自動＆迅速にアンインストールする方法

MacからXcodeを完全にアンインストールするための迅速かつ簡単な方法は、Mac専用クリーナーBuhoCleaner」を使用することです。

BuhoCleanerはMac専用のアンインストーラで、バージョン問わずワンクリックでXcodeとそのサポートファイル、キャッシュファイルなどを一括・個別に削除することができます。手軽にXcodeのエラー解決、根こぞき削除を実現できます。

使い方も安くて、たった3ステップだけで消したいXcodeファイルを削除できます。無料で3GBまでのファイルを消すことが可能です。今すぐ試してみましょう。

以下がその手順となります。

1. BuhoCleanerをダウンロードし、インストール、起動する。
2. 「アンインストーラ」をクリックし、Macにインストールされているアプリを確認する。
3. Xcodeを見つけ、そちらを選択し、削除ボタンをクリックする。これですべて完了です。

関連記事： Xcodeのキャッシュだけを削除し、エラーを解決する

Xcodeのプロジェクトだけを削除する方法

Xcodeのプロジェクトは複数のフォルダーに保存されますから、削除すると、一々探し出して削除することが必要です。次は詳細な手順です。

Step 1: Xcodeで削除したいプロジェクトを開きます。

Step 2: そのプロジェクトを右クリックし、「show in Finder」をクリックします。

Step 3: プロジェクトフォルダーでプロジェクトファイルを削除しましょう。

Xcodeの削除に関するFAQ

Xcodeをアンインストールしてから再インストールするには

Xcodeの不具合を解決して、消してから再インストールする必要があります。ここで、Xcodeの再インストール手順を説明します。

1. https://developer.apple.com/download/にアクセスして、XcodeのDMGファイルをダウンロードします。
2. ファイルを開いて、その手順に従って、再インストールします。

古いXcodeのビルドファイルを一括削除するには？

古いXcodeのビルドファイルは保存されたフォルダーが違い、手動でアンインストールすることは危険で、複雑ですから、BuhoCleanerのご利用もお勧めします。

Xcodeを削除してもいい？

問題のトラブルシューティング、ディスクスペースの確保などで、Xcodeをアンインストールするこも時々あります。でも、このツールを削除してもいい？削除してからどんな影響を与えますか？、Xcodeを消したら、次のような問題があります。

• 開発環境が無くなって、iOSやmacOSアプリの開発ができなくなった
• コマンドラインツールも削除されて、コマンドラインからの開発作業に影響が出る
• Homebrewなど一部分のアプリが動作不良で、使いものにならない

以上のことを見れば、以降、このツールを再利用することがある場合は、完全消すことをお勧めしません。

最後に

お使いのMacからXcodeをアンインストールすることができたでしょうか。どの方法で行ったでしょうか。

なお、BuhoCleanerを利用して、アプリのアンインストーラだけではなく、アプリ自体のキャッシュだけの削除も対応します。さらに、ログ、大容量ファイルや重複ファイルの削除、起動プログラムの管理、ディスクスペース分析などの機能も備えています。ぜひお試しください。